我が家の愛すべき保護犬

私の飼い犬はゴールデンレトリバーのソラ。9歳の雄犬です。彼との出会いは今から5年前。ペットショップではなく、保護犬の里親探しをされている方から譲り受けました。

Ta-Ta(タータ)

元々ソラに会うまで別の大型犬を飼っていたのですが、その子が病気で死んでしまった為に、新しい家族を探そうという事で、どの子がいいかと探していました。

里親を募集している子の中から選びたかったので、毎日色々な募集サイトを見ました。その中で一際、口をギュッと結び、何とも言えない表情をしているゴールデンレトリバーを見つけました。

私はとてもその子が気になり、先方の代表者に連絡し、実際に会いに行ってみました。その子はすこし痩せていましたが、私に会うなり尻尾を大きく振り、私がギュッと抱きしめるとじっとしていました。私は胸が熱くなり、思わず涙を流してしまいました。

「うちに来る?」と聞くと真っ直ぐに私の顔を見るので、「うちにおいで」と声をかけるとまた尻尾を振りました。

普通、里親になりたいと思っても住まいや環境等の厳しい決まりがあり、中々里親になれないそうなのですが、その代表者の方は私の人となりや犬に対する態度を良く思ってくれたのでしょう。「今すぐにでも連れて帰って頂いて大丈夫です!」と言ってくれました。

その夜、私はゴールデンレトリバーを迎え、「ソラ」と名付けました。ソラの境遇を聞くと、ソラは4人兄弟で飼われていたのですが、口に吠えない様ずっと口輪をされていたそうです。ソラは温厚な性格で、吠える事等ほとんどないのに、です。そのせいで、下顎には口輪がくいこみ、ただれてしまった後が今もあります。あまりにも不憫な状況から、警察に保護されたとの事でした。

そしてきっとご飯も水も満足に与えられなかったのでしょう。我が家に到着してすぐにご飯をたくさん食べ、安心したのかソファにゴロンとそのまま寝てしまいました。

今ではあの頃の痩せた面影は全くなく、ご飯をモリモリ食べて毛ヅヤもとても良くなりました。本当に、ソラの境遇を思うと今でも、よく我が家に来るまでの4年間、生きてくれたなと思います。他の兄弟も、無事に元気で過ごしていてくれる事を祈るばかりです。

すっかり口周りも白くなり始めたソラですが、これからも大切な家族として一緒に過ごしていきたいと思います。